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眼科・旬の話題
(1) 加齢黄班変性を理解し 危険を回避しましょう

食生活の欧米化にともなってこれまで日本では少なかった「生活習慣病」が
問題になってまいりました。
「失明を来す」ため見過ごせない「加齢黄斑変性」もその一つです。

現在では日本人の失明する代表的疾患の内第4位を
占めるようになり50歳以上の約10%の方が
「加齢黄班変性予備軍」と推定されています。
昨年 加齢黄班変性が多い米国でサプリメントや
食生活が加齢黄班変性の発症に及ぼす影響を調べる
研究結果(AREDS2)が発表されました。


その報告によると黄斑部に対するフィルター効果が高いルテインを摂取することで加齢黄班変性の
発症リスクが43%も低下するようです。
健康維持のためには、摂取ルテイン   1日 6mg
加齢黄斑変性の兆候がある方は    1日 12mg 
※ ルテインとは?

上記の目安でルテインを摂取することで発症リスクを43%も引き下げる効果があるとされます。 
病状を進行させないために以下に気を付けて下さい。

1:タバコをなるべく吸わない

2:メガネ・サングラスで紫外線を防御する

3:積極的に1日6mg以上のルテインを摂取する

4:ルテインなど抗酸化色素を多く含む野菜・ほうれん草
  グリーンピース等を食べる。

5:悪玉・善玉コレステロールのバランスを整える
  ルテインは、脂溶性のため血中脂質・コレステロール等
  によって肝臓から目に運ばれます。
  LDL:HDLコレステロール比は2:1以下が
  良いようです。そのために オリーブオイル・ココア・
  ニンニク・ターメリックの摂取が効果的です。


 



◯ アトピー性疾患・うつ病に影響がある食用油について

これまで動物性脂肪(バター・ラード)を減して植物性脂肪(サラダオイルやマーガリン)を摂取
するように勧められてきました。 
しかし最近の研究によってトランス脂肪酸(マーガリン・フライドポテトに多い)やリノール酸の
過多(サラダオイル・コーン油等に多い)は、動脈硬化や
アトピー性皮膚炎・神経症状を引き起こすため不登校や
うつ病などの原因になる事が解ってきました。

:トランス脂肪酸を控える
 マーガリン・西洋菓子・フライドポテト等はホドホドに
:家庭で使用するサラダ油を変えていく


サケ缶やオイルサーデインでも良いのです。
植物性油に多く含まれる「リノール酸」が
悪玉コレステロール(LDLコレステロール)と結合して
血管内を閉塞する「プラーク」を形成する事が解ってきました。
健康的と想われてきた「植物性油」マーガリン・サラダ油は
実は健康的では無かったのです。


◯ マーガリンの使用はホドホドに!
   家庭用油は なるべく オリーブ油 亜麻仁油 エゴマ油を使いましょう。
◯ さらに EPA DHA オメガ3系脂肪酸 魚料理(ツナ缶など缶詰も可)を積極的に取り入れ、
   活き活きとした血管で健やかでイキイキした人生をお創りください
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